
延べ15,000人以上が受講した「ホルモン免疫栄養学」─ホーリーライブ株式会社 武野社長が語る”真の健康”とは

ホルモン免疫栄養学の講習会は、美容サロン経営者や医療関係者向けに提供する、食事を重視した独自の栄養学だ。
受講者数は延べ15,000人を超え、表面の美では限界を感じる美容サロン経営者たちが受講。
ほとんどの受講生が「もっと早く知りたかった」というほど、ホルモン免疫栄養学の知識がサロンの強みになっている。
講習会を提供する、ホーリーライブ株式会社 代表の武野剛さんは、多くの美容サロンをサポートし、そのお客様たちの健康を第一に考える“栄養学のプロフェッショナル”だ。
本記事では、武野社長を栄養学の道へと導いた原点である両親の死についてや、ホルモン免疫栄養学の考え方、講習を通じて受講生が実感したメリットについて深く掘り下げます。
ホルモン免疫栄養学とは?
対症療法とは異なり、原因にアプローチして根本から体を元気にすることを目指す栄養学で「食事8割、サプリ2割」を基本とし食事指導にも力を入れている。
「本当に良いものしか届けない」という想いが刻み込まれたサプリメント『なでしこさぷり』。今では某プロスポーツ選手らも愛用するサプリメントになっている。
ホーリーライブ株式会社
京都府京都市伏見区深草中ノ島町4-20
中ノ島ビル2F
代表取締役 武野剛
■事業概要
・ホルモン免疫栄養学講習会の運営
・「なでしこさぷり」の開発・販売
■実績
「ホルモン免疫栄養学」の受講者数延べ15,000人
■経歴
サプリメント販売会社に4年間勤務後、鴨の飼育販売会社に1年間従事。
父親が毛細血管スコープ「血管美人」を発明したことをきっかけに、機器の販売をするために26歳で起業。
⾎管美人を用いて全国で10万人以上の健康チェックをおこなうなかで、研究者や医師など、健康産業に従事するさまざまな方と出会う。
そのなかで「ホルモン免疫栄養学」を体系化し、「なでしこさぷり」を開発したカズモト先生と出会い、2012年より「なでしこさぷり」の開発・販売に参加。
2013年から「ホルモン免疫栄養学」の講習会を開始し、現在に至る。
武野社長が健康産業に挑む理由ー両親の死から生まれた想い

武野社長が「健康産業で人の役に立ちたい」という想いを抱くようになった背景には、両親の死という深い喪失体験があった。
それは単なる悲しみだけではなく、自らの無力さを痛感し、健康の重要性を改めて考えさせられる転機でもあった。

ホルモン免疫栄養学の講習会は、なぜ始めようと思ったのでしょうか?



きっかけは、両親の死でした。サプリメント販売会社で働いていた頃、まず母のガンが発覚し、ほぼ同時期に父のガンも発覚しました。
私が30歳になる前に母が58歳、父が60代前半で亡くなり、まだ若い2人を立て続けに失ったことで、自分のなかに大きな無力感を感じたんです。当時の私は何もできず、状況に身を任せるしかありませんでした。



自分の手ではどうにもならない無力感、やるせないですよね。



とくに母が亡くなる前に言った「まだ死にたくない」という言葉は、今でも心に深く残っています。まだ60歳にもなっていなかったですしね。
母が亡くなったときは、人生で最後というくらいボロボロと涙が出ました。



ご両親の死が、武野社長のその後の人生に大きな影響を与えたのですね。その経験が、現在の事業にどのように繋がっているのでしょうか?



健康とは何か、病気にならない体を作るにはどうしたら良いのかを真剣に考えるようになり、まず体を整えることが大切だと気づきました。
現代医療は「対症療法」が中心で、根本的な原因にアプローチしないことが多い。その結果、病気を未然に防ぐ「予防」の重要性が軽視されがちです。
私は、人々が病気になる前に体を整える仕組みを作りたいと思いました。そこで栄養学の学びを深め、事業として展開することを決意しました。
「これなら自信を持てる!」武野社長が選んだカズモト先生の理念


当時、両親が亡くなり、「本当に良いものを届けたい」という想いを抱えながらも、現代の健康産業の仕組みに限界を感じていた武野社長。
ホルモン免疫栄養学を体系化し、「なでしこさぷり」を開発したカズモト先生との出会いは、武野社長に新たな道を示してくれたという。



ご両親が亡くなり、カズモト先生と出会う前は、どのようなことをされていたのでしょうか?



26歳のときに起業して、父が開発した毛細血管スコープ「血管美人」を販売していたんです。何万人という人の健康を調べ、食事指導をするという日々を送っていました。
ただ、人の体を良くする術は持っておらず、もどかしさを感じていました。



その頃、カズモト先生と出会ったのですね。



はい。私が血管美人を販売していた頃に、カズモト先生は「顧客」として知り合いました。先生は当時からサプリメントの開発に携わっており、私にもその知識を共有してくれたんです。
ある日、先生が3年以上費やして開発した「ときわ」という、酸化に着目したサプリメントをご紹介いただきました。
これこそホンモノのサプリメントなんじゃないか、、と感銘を受けたのを今でも覚えています。





それが「なでしこさぷり」に携わるきっかけだったのですね。カズモト先生はどのような方なのでしょうか?



先生は非常にユニークな方で、初対面時は正直驚きました(笑)。花柄のシャツにベルベットのズボンという出で立ちで、まるでロックスターのようでした。
でも、お付き合いしていくなかで、その知識の深さと情熱に圧倒されました。私自身、これまで健康産業に携わってきたので、色々と知っているつもりでした。
カズモト先生から今まで聞いたことのないような専門知識が次々と出てきて、一瞬で引き込まれましたね。
「一番自信を持ってお客様に提供できる」と思ったことが決め手となり2013年、武野社長はカズモト先生と共に「ホルモン免疫栄養学の講習会」を開始する。
「食事8割、サプリ2割」で目指す真の健康とは?
ホルモン免疫栄養学は、現代医学で重視されるカロリーや対症療法的なアプローチとは異なり、「原因」にアプローチして根本から体を元気にすることを目指す栄養学。



ホルモン免疫栄養学とは、具体的にどのような考え方なのでしょうか?



私たちの考える健康は、体質改善にあります。根本から体が元気になるためには、まず原因を特定することが重要です。
私たちは根本原因にアプローチすることで、真の健康を目指します。そのために「食事8割、サプリ2割」を基本とし、食事指導にも力を入れています。



講習では、どのようなことを学ぶのでしょうか?



まず「なぜ太るのか」「なぜ肌が荒れるのか」といった根本原因、そして個々の体質や症状に合わせた食事の改善方法を学んでいきます。
お客様のお悩みを解決するためには、体や食事について深い知識が必要です。ホルモン免疫栄養学は、表面的な美容ではなく、根本的に改善するためのインナーケアを学べます。





食事改善について、ホルモン免疫栄養学ならではの方法はありますか?



独自のカウンセリングシートを用意しています。
お客様に細かく日々の食事内容を記入してもらい、その内容をもとに不調の原因を分析し、お客様に「こうしていきましょう」と食事指導をおこなうためのものです。



美容サロンは外側からケアをするイメージですが、受講生さんはどのようなきっかけで学びに来られるのでしょうか?



講習を受講するサロン経営者の方々は、表面の美を今までやってきて、「このままじゃいけない」「きちんと知識をつけて頑張っていきたい」と思って来ている方がほとんどです。
それは、お客様のお悩みを解決するためには、体の内側から見直す必要があると気づいたからです。
お客様の食事を指導するためには、深い知識が必要なので、講習の内容は美容業界だと日本で1番難しいのではないかと思っています。
美容業界は競争が激化し、今後もさらに厳しくなると予想される。ホルモン免疫栄養学の講習では、商品紹介ではなく、体の仕組みを勉強する生化学や栄養学というジャンルの講習だ。
お客様に心から信頼され、悩みを解決できるサロンになるためには、ホルモン免疫栄養学という深い知識が武器となるはずだ。
母体から未来を整える「なでしこさぷり」が妊活にもたらしたこと


「なでしこさぷり」は、全6種類。ホルモン免疫栄養学にもとづいた食事指導のもと、足りない栄養素を補い、体の内側から健康になることを目的としたサプリメントだ。
武野社長は、妊活をサポートするサロンを経営する受講生から聞いた事例が、深く印象に残っているという。



妊活において「なでしこさぷり」がどのように役立っているのか、教えていただけますか?



妊娠にとって重要なのは、母体の栄養状態を整えることです。受講生さんたちは、この知識を活用し、妊活に悩むお客様をサポートしています。
たとえば、ある受講生さんは、長年不妊治療を続けていたお客様に、なでしこさぷりと食事改善のプランを提案しました。
その結果、数か月後には「自然妊娠」に成功し、健康な赤ちゃんが誕生しました。このような成功の報告は受講生さん自身の自信にも繋がり、「講座で学んだことが本当に役立った」と感謝の声をいただいています。



受講生さんのサポートが妊活成功を後押ししているのですね。生まれた赤ちゃんについてもお話を伺えますか?



赤ちゃんは、生まれた後も健康的で元気な子どもが多いです。肌がつるつるで髪がふさふさの赤ちゃんを見て、「なでしこベビー」と呼んでいるんですよ(笑)。
妊活を支えるだけでなく、次世代の健康も守ることができるというのは、本当に喜ばしいことです。
家族全員が安らげる日々へ「なでしこさぷり」の可能性


なでしこさぷりが持つ可能性は、妊活だけに留まらない。先天的な体質や健康課題を抱える人たちにも、大きな影響を与えている。



その他にも印象に残っている受講生さんからの声はありますか?



受講生さん自身の話なのですが、ある受講生さんが妊娠中に大きなストレスを抱えていて、お子さんが先天的にメラトニンを作れない体質で生まれたんです。
夜眠れないため、夜泣きや暴れることが多く、家庭内が大変な状況だったと聞いています。
そこで、なでしこさぷりをお子さんに飲ませるよう提案しました。





具体的には、鉄分などを補う「紅梅」と、良質な脂質を補う「向日葵」という2種類のサプリメントを少量摂取する提案でした。
サプリメントを飲み始めたところ、たった1日でお子さんの夜泣きが止まり、家族全員がぐっすりと眠れるようになったそうです。



そのような変化があると、嬉しいですよね。



本当によかった〜と思いましたね。その受講生さんは、会うといつも嬉しそうにお子さんの話をしてくれますよ。
今後の展望



ホルモン免疫栄養学を導入された美容サロンについて、素晴らしいお話を伺えました!ありがとうございます。
ぜひ今後の展望についてもお聞かせください。



近々、重い症状を抱えている方に特化した、クリニック専売のサプリメントを発売予定です。
これをきっかけに、全国隅々までホルモン免疫栄養学を広めていきたいと考えています。
栄養療法によって、社会問題となっている少子化を解決することが弊社のテーマでもあるので、妊活サポートやアレルギーケアにも、より一層力を入れていきます。
読者の方へメッセージ



最後に、読者の方へメッセージをいただけますか?



サロン経営者ご自身が、病気になることもあると思います。また、お客様は病気になるとサロンに来なくなります。そういうときに、私は頼りになれる存在でありたいです。
受講生さんは地域に根を張って健康・美容を展開しているわけなので、その黒子として今後もサポートし、今後もより多くの方の健康をサポートしていきたいと考えています。
おかげさまで10周年を超えました。過去300回以上開催、延べ15,000人以上が受講している講習会は、日々受講生さんとともに成長しています。
ホルモン免疫栄養学を受講し、学ぶことによって、受講生は他のサロンにはない深い知識をもとにお客様をサポートできる。さまざまな美容機器やボディケアをおこなっても改善できないお悩みには、必ず体に根本的な原因がある。
武野社長が信念を持って啓蒙するホルモン免疫栄養学は、そのような「どこに行ってもよくならない」「どうしたら改善するのかわからない」というお客様の救世主となるだろう。
ひと様のお役に立つ仕事でないと、むなしく感じてしまう自分がいます。
サプリメント業界は右肩上がりですが、市場には本当に効果が期待でき、自らも飲みたくなるようなサプリメントにはなかなか出会えないのが現状です。
この奥深いサプリメントを生涯にわたって愛用したいと考え、その魅力を広めたいと思いました。私は、それに人生をかけるだけの価値があると確信しています。
ホーリーライブ株式会社
京都府京都市伏見区深草中ノ島町4-20
中ノ島ビル2F
代表取締役 武野剛
■事業概要
・ホルモン免疫栄養学講習会の運営
・「なでしこさぷり」の開発・販売
■実績
「ホルモン免疫栄養学」の受講者数延べ15,000人
■経歴
サプリメント販売会社に4年間勤務後、鴨の飼育販売会社に1年間従事。
父親が毛細血管スコープ「血管美人」を発明したことをきっかけに、機器の販売をするために26歳で起業。
⾎管美人を用いて全国で10万人以上の健康チェックをおこなうなかで、研究者や医師など、健康産業に従事するさまざまな方と出会う。
そのなかで「ホルモン免疫栄養学」を体系化し、「なでしこさぷり」を開発したカズモト先生と出会い、2012年より「なでしこさぷり」の開発・販売に参加。
2013年から「ホルモン免疫栄養学」の講習会を開始し、現在に至る。