エステサロンの集客方法|予約が入らない理由は順番だった?反応が変わる3ステップ戦略【成功事例あり】

エステサロンの集客方法|予約が入らない理由は順番だった?反応が変わる3ステップ戦略【成功事例あり】
  • URLをコピーしました!

「SNSもホットペッパーもやってるのに、なぜか予約が入らない…」

そんな悩みを抱えるエステサロンには、ある“意外な共通点”がありました。

実は、集客に失敗する理由の多くは、方法ではなく『順番』にあったのです。

本記事では、100店舗以上のサロン集客に関わってきたPRメディア「あのメディア」編集長(岩田)が、再来予約数が200%に増加した事例を元に、反応が変わる「3ステップ戦略」を解説します。

岩田

「信頼 → 興味 → 行動」

この順番を整えるだけで、驚くほど反応が変わるはずです。

では早速、失敗の原因から見ていきましょう。

この記事を最後まで読めば、今すぐあなたのサロンに応用できる「集客の設計図」が手に入るはずです。

1. エステサロンの集客が失敗する3つの原因とは?

まずは失敗原因を確認していきましょう。

集客に悩む多くのエステサロンには、3つの共通点があります。

① ターゲットが曖昧
② 魅力が伝わっていない
③ 信頼がない状態で売ろうとしている

① ターゲットが曖昧

「誰でも歓迎」のスタンスは、実は誰にも響きません。

「肌悩みのある30代女性」と「癒やしを求める40代主婦」では、伝えるべき内容や施策はまったく異なるからです。

② 魅力が伝わっていない

メニューや価格など、キャンペーン訴求だけが並ぶInstagram。

本当に伝えるべき「あなたのこだわり」や「他店にはない魅力」が見えてこない状態です。

③ 信頼がない状態で売ろうとしている

「初回半額」「今だけキャンペーン」といった訴求は、信頼がない段階では逆効果になりやすいです。

まずは「安心してもらうこと」が先で、そのうえで「興味→来店」へと進むのが自然な流れです。

2. エステサロン集客に必要な順番とは?|「信頼 → 興味 → 行動」

2-1. なぜ順番が大切なのか?

人が「行動」するまでには、順序があるからです。

  1. 信頼:このお店は安心できるのか?
  2. 興味:どんなメニューがあるの?自分に合っている?
  3. 行動:よし、行ってみよう!

この順序を無視して、「いますぐ予約して!」とアピールしても、心は動きません。

サロン集客がうまくいかない大きな理由は、「興味・行動」ばかりを強調し、「信頼」を築くステップが抜けていることです。

2-2. 信頼される前に売っても、選ばれない理由

あなたが知らないお店から、いきなり「今だけキャンペーン!無料です!」とメッセージが届いたら、どう思いますか?

「怪しい…」と思うか、「まずは調べてからにしよう」と思うのではないでしょうか。

信頼される前に“売り込み”をかけると、逆効果になることも多いのです。

2-3. 選ばれるサロンがやっている「伝え方の設計」

選ばれているサロンは、以下のような流れを大切にしています。

  • SNSでサロンの「世界観」や、お客様との関係性を伝える
  • お客様の声・実績・雰囲気などを通して「興味」を引く
  • 来店までの流れや予約方法など、「行動」へのハードルを下げる

こうした順番で「伝え方」を設計することが、安定した集客に直結します。

3. 予約が増えるエステサロンになる|3ステップ

STEP 1|信頼の土台を整える

まず「信頼される土台」がなければ、誰にも選ばれない

どれだけ技術があっても、魅力があっても、「信頼されていない状態」では人は動きません。

お客様は「このサロンは安心できる」「ちゃんと価値がありそう」と思えた時にはじめて、「興味」を持ってくれます。だからこそ、最初にすべきは『信頼の設計』なのです。

① Googleマップ(MEO)を最適化する

「エステサロン + 地域名」でGoogle検索すると、最初に出てくるのはGoogleマップ。

検索で出てくる店舗の中で、写真・口コミ・説明文が整っていないと、そもそも選ばれません。さらに、情報の印象が悪いと、検討すらしてもらえません。

<最低限やっておきたいMEO対策>

  • 営業時間や定休日など基本情報を正確に記載
  • 内観・外観・施術中など「リアルな写真」を複数掲載
  • 「〇〇エリア × エステ」など地域+サービスを意識した説明文
  • 口コミへの返信も丁寧に(信頼性UP)

<ポイント>
あなたがGoogleマップを見て「行きたくなるか?」が判断基準です。

② 口コミサイトでの「見せ方」を整える

ホットペッパーやエキテン、E-PARKなど、エステ業界ではまだまだ影響力が強い口コミサイト。

古い情報や印象の悪い口コミを放置していると、それがそのままお客様からの評価になってしまいます。

<見直すべきポイント>

  • 店舗紹介文が自店の強みと一致しているか?
  • スタッフ写真や施術写真が古くないか?
  • 口コミへの返信も丁寧に(信頼性UP)

<ポイント>
他店との差別化が伝わるように「選ばれる理由」を明記しましょう。
写真は丁寧に揃えましょう。初めて見る人は「ここ、どんな人がやってるんだろう?」と不安になります。

ホットペッパーやエキテンなど、登録しているポータルサイトがあるなら、まずはそこを確認しましょう。

③ LINE・Instagramのプロフィールを整える

SNSの第一印象は、プロフィールに集約されます。

「この人は誰に何を届けているのか」「自分に関係ありそうか」 これが一瞬で伝わらないと、スルーされてしまいます。

<プロフィール改善のヒント>

  • 「誰に向けて、何をしているのか」が一目でわかる肩書き

    例:京都・三条の肌質改善専門エステ|敏感肌さんの駆け込み寺
     
  • 顧客の「ビフォー・アフター(未来)」を入れる

    例:5回でノーファンデも夢じゃない|大人女性の美肌再生
     
  • 予約方法・特典など行動導線を明記

<ポイント>
プロフィールを見ただけで「この人にお願いしたい」と思われたら勝ちです。

<おすすめテンプレ(Instagram)>

京都・烏丸|小顔矯正サロン
yuki esthetic(ユキエステ)
30代からのたるみ・むくみ改善専門
初回40%OFF/完全予約制
📍駅から徒歩3分/女性専用

▼LINEから予約・質問できます
リンクを貼る

『STEP1』のまとめ

プロフィールは「名刺」のようなもの。
読み手の「不安を払拭し、行動を後押しする」内容に整えておきましょう。

お客様の視点に立って「第一印象で信頼される状態」を整えることが、集客のすべての土台になります。

STEP 2|興味を引き、認知を広げる

信頼を感じてもらえる「土台」が整ったら、次に必要なのは、より多くの人にサロンの魅力を伝えること。

ここで重要なのは「売り込み」ではなく、「世界観や体験に共感してもらうこと」です。

① Instagramで体験と世界観を伝える

Instagramはエステサロンと非常に相性の良いSNSです。

特に、ビジュアルで「空気感」や「変化」が伝えられる点が強み。

<具体的に投稿すべき内容>

  • お客様のビフォーアフター
  • スタッフの人柄や想いが伝わる投稿
  • お客様の「よくあるお悩み」に共感する発信
  • 来店時の流れやサロン内の雰囲気(写真&動画)

<ポイント>
売り込み感よりも、「共感」を優先した投稿がファン化の鍵になります。

② 動画(ショート・リール)で「人柄と空気感」を伝える

写真だけでは伝えきれない「声・動き・距離感」などは動画で伝えるのが効果的です。

<動画でおすすめの活用法>

  • スタッフが登場して、簡単に自己紹介&施術紹介
  • お客様の声(喜びのコメント)をナチュラルに掲載
  • サロンの「1日密着風」リール動画など(安心感UP)

<ポイント>
「この人なら行ってみたい」と感じてもらうには、完璧な演出より「リアルさ」が重要です。

STEP 3|来店・再来・紹介につなげる

SNSや口コミで「気になる存在」になったら、次は『行動』

どれだけ魅力的に発信していても、「行動導線」がないと予約にはつながりません。

このステップでは、実際に来店や紹介へとつなげる“仕組み”を整えていきます。

① LINE公式アカウントで関係性を育てる

お客様との「つながり」をつくる上で、LINE公式アカウントはとても心強いツールです。

たとえば、こんな風に使えます。

  • 【初回登録】すぐに「ごあいさつメッセージ」を送る
    → お礼+予約方法、人気メニュー紹介などを自動でお届け
     
  • 【来店前後】「来店前チェックポイント」や「次回予約のご案内」も
    → 事前の不安解消・再来率UPに効果的です
     
  • 【日常配信】週1回ほどで「お客様の声」や「美容の豆知識」を発信
    → 共感・信頼につながり、次の予約への後押しに

<まずはここから!>
登録後に届く“1通のメッセージ”だけでも十分な効果があります。
慣れてきたら、自動配信(ステップ配信)も使ってみましょう。

② お客様の声を「ストーリー」として発信する

ただの「口コミ」ではなく、「なぜそのお客様が選んだのか?」「どんな変化があったのか?」
このような背景を伝えることで、共感され、信頼→来店につながります。

<効果的な活用例>

  • インタビュー記事にしてSNSやHPに掲載
  • ビフォーアフター写真とあわせて“お客様の物語”として発信
  • LINE配信で「◯◯さんの変化」として共有

<ポイント>
伝えるのは「サロンの権威性」と「お客様の変化」です。

③ 紹介制度を仕組み化する

リピーターが増えてきたら、紹介制度を仕組みとして組み込むことで自然な集客ループが生まれます。

<紹介制度を成功させるポイント>

  • お客様に「紹介しやすいテンプレ」や特典を用意
  • 伝えるタイミングは「施術後」「満足したタイミング」
  • ツールを使えば手間を最小限に

<ポイント>
「紹介はすごく嬉しいんです」その一言が「紹介文化」を育てます。

※「みんなのアフィリ」を使えば、紹介コードの発行〜報酬管理まで自動化可能

「みんなのアフィリ」とは

『みんなのアフィリ』は、エステサロンがファンやユーザーの紹介でサービスを広めることができる“アンバサダー制度”の構築支援サービスです。

▶︎ 詳しくはこちら

④ 地域のコラボで信頼と話題を広げる

地域密着型のサロンであれば、近隣の店舗とのコラボは非常に効果的です。

<コラボの具体例>

  • カフェとセット割(施術後にドリンクサービスなど)
  • 美容室やネイルとのクロス紹介
  • 地域イベントでの体験ブース出展

<ポイント>
「この地域で応援されているサロン」としてのポジションを築くことで、信頼の加速装置になります。

『STEP2』のまとめ

「行動につなげる」= 予約の導線を整え、リピート・紹介の仕組みを持つことで、安定的に集客できる状態になります。

4. 実際に変化が生まれたエステサロンの成功事例

自信が育つ!『インタビュー記事×公式LINE』で予約数が200%増!
『インタビュー記事×公式LINE』で予約数が200%増!

再来予約が200%アップ。
鍵は「伝え方の順番」

京都・Anuhea(エステサロン)

Anuheaは、新規のお客様の来店が順調に増えていました。

次に課題として挙がっていたのが、リピーター獲得の仕組みづくりと、他サロンとの差別化(ブランディング)です。

そこで導入したのが、

  • インタビュー記事による「想い」の伝達
  • 公式LINEを活用した信頼関係の構築

という「伝え方の順番」を整える施策。

その結果、再来予約数は200%に増加。

「自分の想いがきちんと伝わるようになったことで、お客様の反応が変わった」と代表の鷲尾さんは語ります。

▶ 実際のインタビュー記事を読む

5. やってはいけないNG施策と“もったいない”改善例

ケース1:過度な値引き

過度な値引きが、お客様を遠ざけているかもしれません。

「クーポン割引を出しても、リピーターにつながらない」、そんな悩みを抱えていませんか?

実は、値引きで来店したお客様は、価格を理由に他店へ流れやすい傾向があります。

特にエステサロンは、「誰にやってもらうか」が選ばれる理由

価格ではなく、想いやこだわりが伝わる『価値訴求』を設計することで、本当に来てほしいお客様に響きます。

ケース2:「投稿が宣伝だけ」だと心が動かない

「予約空き状況」「キャンペーン告知」だけの投稿は、見られないどころかフォロー解除の原因にもなります。

現代のお客様は、”買わされる”より「共感したい」という気持ちが強くなっています。

日々のこだわりや、お客様のエピソード、サロンの空気感が伝わるような発信に変えるだけで、ファン化とリピート率が向上します。

ケース3:「トーンやメッセージのズレ」があると信頼されない

Instagramでは「癒し系」、LINEでは「即決促進型」。
こんなズレがあると、お客様は戸惑います。

発信に一貫性がないと、「世界観」が曖昧になり、選ばれる理由が弱くなります。

  • トーンや言葉選びを統一する
  • どの接点でも「あなたらしさ」が伝わるように設計する

こうした小さな整合性が、信頼を積み重ねるブランディングにつながります。

6. よくある質問(FAQ)

Q1. サロンの集客は、まず何から始めればいいですか?

A. いきなり複数の施策を始めるのではなく、Googleマップ(MEO)やInstagramのプロフィール整備など、「信頼の土台」を整えることから始めましょう。

STEP1から順に進めることで、無理なく成果に近づけます。

Q2. MEO対策はお金がかかりますか?

A. 基本的なMEO対策(店舗情報の最適化や写真投稿、口コミ対応など)は無料でできます。

特別なツールを使わずとも、スマホ一つで始められるのがMEOの強みです。

Q3. 紹介制度って、難しそうで手が出ません…

A. ツール(みんなのアフィリ)を使えば、誰でもかんたんに紹介制度を導入できます。

LINEと連携すれば、紹介→来店→報酬管理まで自動化することも可能です。

Q4. インタビュー記事って、自分でも作れますか?

A. 難易度はやや高めです。想いや魅力を「第三者視点で言語化する」ことが、記事の価値です。

プロに依頼することで、読み手の感情に響くストーリーを形にできます。

※あのメディアはインタビュー記事作成サービスを提供しています。
▶︎ 詳しくはこちら

Q5. 成功しているサロンは、何が違ったんですか?

A. 施策自体は大差ありません。違いは、「伝える順番」と「発信の設計力」です。

「信頼→興味→行動」の流れを整えただけで、再来や紹介が自然に生まれるようになります。

まとめ|選ばれるエステサロンには「伝える順番」がある

多くのエステサロンが集客に悩む理由は、「方法」ではなく「順番」にありました。

どれだけ良い技術や想いがあっても、それが届く前に「売り込み」をしてしまうと、信頼を築けずに終わってしまいます。

今回ご紹介した3つのステップは、『信頼 → 興味 → 行動』という流れに沿って、無理なくファンを増やしていくための道筋です。

焦らず、順番通りに整えていけば、必ず結果はついてきます。

あなたのサロンの魅力を、もっとたくさんの人に届けていきましょう。

本気で集客を伸ばしたい
エステサロン様へ

あのメディアでは「お客様の心を動かすインタビュー記事」を制作しています。

▶︎ まずは「Googleマップ」と「Instagram」のプロフィールを見直すところから始めましょう。

▶︎ LINEや予約導線も、見直すだけで大きく変わる可能性があります。

※自社の状況に合わせて相談したい方はこちら
【お問い合わせ】

この記事をシェア
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

一つの言葉が、誰かの人生を少しだけ前に進めることがある。そんな信念のもと、「読むだけで終わらない記事づくり」を目指しています。誰かの“挑戦”や“気づき”のきっかけになるコンテンツを、これからも届けていきます。