【金山｜Hair inn 樹下夢】美容室が苦手だった私が、“ここだけは通える”理由とは

そうなんです。キラキラした雰囲気の美容室に入ると、自分が場違いだと感じてしまいます。

担当してくれる美容師さんと自分が合うのか、会ってすぐに緊張してしまうので、「美容室は緊張する」というお客様のお気持ちが非常にわかります。

はい。自分のお店を持つなら、美容室に苦手意識のある方の気持ちに寄り添いたいと思いました。

他の人の話し声が聞こえてきたり、会話しなきゃいけないと思ったり…。そのような空気感が落ち着かない方は、開業して改めて多いと実感しました。

はい。話している内容が周りに聞かれることもなく、他の人にカラーやカットの様子を見られる心配もありません。

僕自身も緊張してしまうので、自分もお客様も緊張しない美容室をつくりたいと思っていました。友人の家に来たような気持ちで、リラックスしていただける環境づくりを心がけています。

はい。椅子ごとテレビに向いて、カット中は動画配信サービスやゲームなど、好きなことをしてお過ごしいただけます。あと、雑誌が読めるタブレットもあります。

カット中に自分の顔を鏡でずっと見ていたり、鏡越しで美容師さんと目が合ったり、僕自身も緊張してしまうんですよ。

きっと同じ気持ちの方はいるだろうと思ったんです。

はい。「横にテレビがあるので、ご自由に使ってくださいね」とお伝えすると、「鏡は見なくて大丈夫ですか？」と驚かれるお客様も多いです（笑）

もちろん、調整や最後の確認で鏡を見ますが、基本的に鏡を見ずにカットしています。多くのお客様が、カットやカラー中は椅子ごとテレビに向いて、映画やドラマを見て過ごされています。

お客様からは「自分の顔が写ることがないので、快適に過ごせる」「カットの待ち時間が苦にならない」などと言っていただけているので、導入してよかったです。

そうですね。お客様が「変なふうに思われないかな」と不安にならないように、自分が出す雰囲気にも気を付けています。

どのような髪型にしたいかは、お客様のご希望が一番大切なので、気軽になりたい髪型のお写真をお見せいただければと思います。もちろん、写真はなしで、相談していただくのも大歓迎です。

はい。「こういう美容室を探していました」と言われたときは、お客様にとって通いやすいお店だと思ってもらえたと感じ、うれしかったです。

また、以前働いていた美容室で、指名ではなかったお客様が来てくださったときは、僕のカットを居心地良く感じてもらえたのかなと思いました。

新卒で入社した東京の美容院では、接客を厳しく指導していただきました。その経験が、今の僕の基盤になっていると思います。

技術はもちろん大切ですが、美容師の仕事は人と人で成り立つものだと考えています。

僕自身、美容室に行くと、「話していて楽しかったな」「この人は心地良かったな」と思うとまた行きたいと思うんです。

はい。お客様がどうしたら快適に過ごせるか、振り返ると、昔も今もその気持ちが軸にあります。

今後も、美容室が苦手な方の一助になりたいです。

また、『Hair inn 樹下夢』を知っていただくことで、「自分もお客様に寄り添った美容師になりたい」と思う美容師が増えてくれたらという願いもあります。

ありがとうございます。お客様のご希望があれば、シャンプーなども紹介しますが、無理な提案はしないようにしています。

また、次の予約をこちらから勧めることもありません。お客様の意思に任せるようにしているので、そのあたりも安心して来ていただけたらと思います。

今まで行っていた美容室でうまく伝わらなかった、落ち着かなかったという経験がある方もいると思います。

以前、お客様から脚が落ち着かないとご要望があり、足置きブロックを取り入れました。

そのような個人的なご要望も気軽におっしゃってください。できる限り取り入れていきたいと思うので、友達の家に来るような感覚で通ってくださると僕もうれしいです。