
【医療機器メーカー開発】冷えに悩む愛犬が変わった!話題の“着る温活”テラペットウェアが選ばれる理由|株式会社遠赤技研

ある日、社員の1人が切実な思いを語りました。
「私の高齢の愛犬が病気がちで、なんとか健康をサポートできないだろうか」と。
35年間、人の健康を支えてきた温熱治療器の技術を、愛犬にも役立てられたら……。その言葉が、会社全体の心を大きく動かしました。
そこから試作を繰り返し、社員の愛犬に実際に試してもらいながら生まれたのが「テラペットウェア」です。大切な家族である、わんちゃん、猫ちゃんの健康を願う株式会社遠赤技研の熱い想いが込められた製品の誕生ストーリー。
株式会社遠赤技研の代表取締役 伊藤恭彦さんに、開発エピソードやテラペットウェアの特徴について伺いました。
医療機器である温熱治療器を製造・販売するには、国の承認や薬事担当の立ち入り調査など、多くの厳しい許可要件が必要です。さらに5年に一度の継続更新も必須。
そんな難関を繰り返しクリアしてきた医療機器メーカーが本気で開発した、わんちゃん、猫ちゃんのためのウェアが選ばれる理由に迫ります。

株式会社 遠赤技研
長野県安曇野市豊科4471-1
代表取締役 伊藤恭彦
医療機器認定を受け、家庭用温熱治療器や健康関連器具の製造・販売を続けて35年。
獣医やアパレル会社のアドバイスも受けながら、わんちゃん・猫ちゃん用に血行促進と体温保持を実現するウェアを開発し、クラウドファンディングサービス「マクアケ」にて先行独占販売を実施。
「マクアケ」では、温活でペットの血行促進と寒さ対策を同時にできることが共感を呼び、170名と非常に多くの反響を得ている。
社員の愛犬の“ある悩み”から生まれたウェア

テラペットウェアは、わんちゃんや猫ちゃんにどのようなメリットがあるのでしょうか?



「テラヘルツ波」と呼ばれる遠赤外線により、代謝促進や体温維持、関節の痛みが緩和するなど、わんちゃんや猫ちゃんの健康をケアできるというメリットがあります。
弊社はもともと、人間用の医療機器認定を受けた温熱治療器を35年前から製造販売しており、その技術を応用したのが「テラペットウェア」です。リカバリーウェアとして開発しました。



わんちゃんや猫ちゃん向けに開発しようと思われたのはなぜですか?



ある日社内でミーティングをおこなっていたところ、社員から「私の愛犬が高齢で、病気がちなんです。もしかしたら、人の健康に良い温熱治療器をわんちゃんにも活かせるのではないでしょうか」という話がありました。
社員の愛犬への想いに、私も他の社員も心が動かされたんです。そこから、社員の愛犬にモニターとして協力してもらい、試作を重ねました。



社員の方は、家族の一員であるわんちゃんのために、何かできないかとさまざまな方法を考えたのでしょうね。
試作を重ねていくうちに、わんちゃんに変化はありましたか?



そうだと思います。私も、親心のような気持ちで、社員の家族の助けになりたいという想いでした。
ウェアを着させてあげたり、ベッドとして敷いてあげたり、さまざまな試作品を作りました。今まで夏場の冷房で震えていたわんちゃんが、震えなくなったときは本当にうれしかったですね。
それどころか、病気がちで歩くのも少し辛そうだったのですが、ウェアを着て元気に歩いてくれるようになりました。


わんちゃんや猫ちゃんを“冷え”から守るテラヘルツ遠赤外線
伊藤社長から「テラヘルツ波」について簡単にご説明いただきました。
しかし、遠赤外線は目に見えないもの。わんちゃんや猫ちゃんに本当に良いものなのか、ピンとこない方も多いはず。
そこで、なぜ冷えをケアできるのか、テラペットウェアの仕組みについて詳しく伺いました。



わんちゃんや猫ちゃんの冷えに対するケアとして、テラペットウェアはどのような仕組みでアプローチしているのでしょうか?



テラペットウェアは、生地に遠赤外線が出る特殊な鉱石の粉末をプリントしています。
通常、リカバリーウェアは、糸に遠赤外線が出る鉱石を練り込んで作っている生地が一般的です。ですが、テラペットケアの生地は、鉱石を多く効率良く含ませるために、鉱石をプリントする方法を採用しました。
従来技術のように、糸に遠赤外線が出る鉱石を練り込む製法では、温熱効率を上げるために鉱石を多く練り込もうとすると、繊維が切れてしまいます。
そこで遠赤技研では、生地に鉱石を特殊プリントする技術を利用し、従来技術と比べて非常に高い温熱効率を実現させています。





テラヘルツ遠赤外線が、なぜわんちゃんや猫ちゃんの健康に良いのか具体的に教えていただけますか?



弊社は人間向けにテラヘルツ遠赤外線を活用した温熱治療器を製造・販売しており、わんちゃんや猫ちゃんにも応用できると考えました。
テラヘルツ遠赤外線が当たると、私たちの身体を構成する水分子や細胞の振動と“共鳴”することで、体の内側からじんわりと熱を生み出します。
夏場のエアコンや老化による代謝不良など、わんちゃんや猫ちゃんも、体が冷えてしまうことにより、さまざまな体調不良が表れるものです。テラペットウェアは、そんな冷えた状態を、身体の芯から心地よく温めてくれます。



「遠赤外線効果」という言葉は、昔から耳にしますよね。温かくなりすぎることはないのでしょうか?
また、テラヘルツ遠赤外線の安全性についても教えてください。



電気を使わず、血流が良くなることによって、わんちゃん自身の体温を上げるため、暑くなることはありません。軽い運動をすると血流が良くなって体温が上がる、そのようなイメージに近いです。
テラヘルツ遠赤外線は、X線のような強いエネルギーではなく、やさしい電磁波の一種でして。実際、医療画像診断や美容・健康機器、ウェア素材など、さまざまな分野に活用されています。
シニア犬・猫の健康に関するお悩みを総合的にケア



テラペットウェアは、冷え対策以外にもうれしいメリットがあるそうですね。



はい。テラヘルツ遠赤外線は、さまざまな健康効果が研究されています。
体の深部までやさしく温めて血行を促すことで、組織の回復や老廃物の排出を助け、健康をサポートする力が期待できます。
老犬ケアのひとつとして、痛みや炎症の軽減などの効果も研究されており、わんちゃんや猫ちゃんの健康にも役立ちます。



ただ温めるだけでなく、体の不調をケアしてくれるのは、テラペットウェアならではですね。
実際、ご家族からの反響はいかがですか?



よく「いつもぶるぶる震えていた子が、テラペットウェアを使ってからは震えなくなった」というお声をいただきます。
また、他にクッションマットがあるにもかかわらず、テラペットシーツでしか寝なくなったと聞いたときは、わんちゃん自身も気に入ってくれているとわかり、嬉しくなりました。



その子が気に入ってくれることが一番大切ですよね。
ちなみに、服が苦手な子もいると思いますが、その点はいかがですか?



ストレッチ感のある生地を使っているので、着心地がとても良いですよ。
着脱は胴回りに回して、お腹でマジックテープを止めるタイプで、手や足を通す必要はありません。わんちゃんや猫ちゃんはストレスなく、飼い主様も簡単に着脱できます。
ウェア以外にも、シーツや腹巻きもあるので、その子に合わせた商品をお選びいただけます。
サイズは、トイプードルやチワワなどの小型犬用から、柴犬くらいまでの大きさまで4サイズ。
夏場の冷え対策としておすすめの「テラペットウェア」以外に、「クール・ウェア」もあります。接触冷感の生地に、鉱石の粉末を外側にプリント。鉱石が吸収した熱を外側に放出する作用があり、放熱と遮熱、UVカットの機能もあります。
同じ遠赤外線効果を利用した仕組みですが、全く逆の効果。暑さ対策にもテラヘルツ遠赤外線が大活躍します。


テラペットウェアが目指す姿



今後、テラペットウェアをどのような製品に育てていきたいとお考えですか?



これまで弊社の製品は、高齢者の方が健康のために使っていただくことが多かったです。
今後は、高齢のわんちゃんや猫ちゃんも含め、家族全体の幅広い健康維持を支えられるような製品作りをしていきたいと思っています。



人間だけでなく、わんちゃんや猫ちゃんも、高齢になると健康に問題を抱えるようになるものですよね。家族みんなが健康であることは、何にも代えられない幸せだと思います。
最後に、わんちゃんや猫ちゃんのご家族へ向けてのメッセージをお願いします!



テラペットウェアは、テラヘルツ遠赤外線によって血流が良くなることにより、体温の上昇をはじめ、さまざまな健康のケアが期待できます。
わが子が高齢になってくると、体温調整が難しくなってきたと感じることも出てくるかと思います。健康に気をつけてあげたいと考えていらっしゃるご家族は、健康維持アイテムのひとつとして使っていただければ本望です。


取材を終えて
取材を通して、株式会社遠赤技研の確かな技術力とペットへの深い愛情が形となった「テラペットウェア」の魅力を改めて実感しました。
医療機器メーカーならではの安心感と使いやすさが、多くのご家族の心強い味方になるはずです。冷えに悩む愛犬・愛猫の健康をサポートしたい方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「いかに困りごとのお役に立てるか」という事を常に考えモノづくりをしております。
株式会社遠赤技研
長野県安曇野市豊科4471-1
代表取締役 伊藤恭彦
会社HP:
https://www.ensekigiken.co.jp/
公式通販サイト:
https://ensekigiken.official.ec/
【会社概要】
医療機器認定を受け、家庭用温熱治療器や健康関連器具の製造・販売を続けて35年。
獣医やアパレル会社のアドバイスも受けながら、わんちゃん・猫ちゃん用に血行促進と体温保持を実現するウェアを開発し、クラウドファンディングサービス「マクアケ」にて先行独占販売を実施。
「マクアケ」では、温活でペットの血行促進と寒さ対策を同時にできることが共感を呼び、170名と非常に多くの反響を得ている。